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キッチンカーの営業を始めるにあたり、意外と盲点となっているのが保険です。
キッチンカーを開業するうえで加入するべき保険は
・自動車保険
・PL保険(生産物賠償責任保険)
・施設賠償責任保険
の3種類です。
Contents
キッチンカーとは自動車なので走行するためには自動車保険に加入しなければなりません
キッチンカーの購入時(車検時)には自賠責保険に加入しなければなりません。
しかし補償されるのは最大で4,000万円までです。人身事故の場合はそれ以上の賠償額となることがほとんどです。
キッチンカーに限ったことではありませんが任意保険にも必ず加入するようにしましょう。
PL保険(生産物賠償責任保険)とはお客様に与えた損害を補償する保険です。
キッチンカー(飲食店)における損害といえば提供した料理によって食中毒が発生した場合などがあげられます。
他にも料理に異物場混入しており誤ってお客さんが食べてしまい口内をけがした場合や料理を提供する際に誤ってお客様の洋服を汚してしまった場合なども適用されます。
こういったことは飲食店を営業するうえでは避けられないリスクですが、これらのリスクに備えて加入するのがPL保険です。
PL保険が補償する内容
・損害賠償金
お客様(被害者)への治療費や慰謝料など
・再発防止のための対策費用
発生してしまった損害に対しては今後の損害拡大や再発防止のために対策をしなければなりません。こうした対策費用についても補償内容に含まれます。
・裁判などの費用
損害の内容によっては訴訟問題に発展することもあります。裁判ともなれば弁護士絵の依頼費用が掛かりますし、敗訴となれば裁判費用も負担しなければなりません。このように裁判に要した費用も補償対象と なります。
損害賠償額についてはトラブルの内容や規模などにより異なりますが、数十万円となることも珍しくなく集団食中毒等が発生した場合は100万円を超える場合もあります。
そうなると今後の営業にも支障が出てきますのでキッチンカーを開業する際には必ず加入するようにしましょう。
COCOCASをはじめ出店場所提供サイトなどに登録するためには加入を必須条件としているケースがほとんどです。
上記のリスクのほかにもキッチンカーならではのトラブルというものがあります。
・キッチンカーからの漏れた油などにより出店場所を汚してしまった。
・看板などの販促物や装飾品等が風で飛び通行人にケガをさせてしまった。
・キッチンカー搬入出時に建物や設備を破損させてしまった。
等があります。
油などで地面を汚してしまった場合、原状回復をするのに数十万円かかることも珍しくありません。
施設賠償責任保険ではこういった損害賠償が補償内容に含まれます。
PL保険同様に加入を義務付けているところがほとんどです。
せっかくキ用をッチンカーを購入し営業を頑張っていてもちょっとした不注意からトラブルを起こしてしまい多額の損害賠償が発生してしまうとこれからの営業にも支障が出てしまい、
廃業へと追い込まれたのちせっかく手に入れたキッチンカーをも手放してしまうことにもなりかねません。
そうしたリスクに備えて必ず保険に加入しましょう。
保険の内容や保険料などにつきましてはお問い合わせください。